令和6年4月1日から、女性支援の新しい法律「困難な問題をかかえる女性の支援に関する法律」が施行されます。かにた婦人の村は、「女性自立支援施設」として、引き続き全国から、DV、性暴力、虐待、性的搾取などの被害を受けたことで負ったPTSD症状等による生きづらさを抱え、自活が困難になっている女性を受け入れ、心身の回復と自立への取り組みを支援して参ります。そのための環境整備として、「耐震改築整備工事」を実施しておりますが、昨今の物価高騰や、工事における人件費の上昇により、資金に不足が生じており、寄付金の募集を竣工まで継続しております。
この絵画展はほるぷA&Iの協力のもと、そのようなかにた婦人の村の存在と窮地を知って頂くとともに、展示作品の売上の一部がかにた婦人の村に還元され、建設資金の一助となるものです。
普段中々見られないような著名な作家の版画や肉筆原画作品と、外国から招待した若手の画伯の絵画作品を合わせて120点余りを展示する、老若男女どなたも楽しめる、入場無料の催しです。また、かにた婦人の村の入所者が制作した陶芸作品た手芸作品の展示・販売もいたします。ご家族ご友人などお誘いあわせの上ご来場いただければ幸いです。
かにた婦人の村 施設長 五十嵐逸美