ARTISTアーティスト紹介
Roger Bonafe
ロジェ・ボナフェ
「内なる光と成熟の赤」~ボナフェの世界~
モンマルトルの中心に居を構え、当時絵を志す人々にとっては、格好の社交場であったテルトル広場で多くの画家たちと交流を深め、彼のうちに秘める情熱と才能をはぐくんでいった。
そして長い時間を経ずしてその天性の才能は開花し、独自の技法を修得した。
彼の作風は、時と共に変貌していったが、現在の作風の基調をなす美しい赤の色調が加わってからは、それは大変力強く感動的なものになっていった。
彼の描く静物画においては、遠近法は縮められ、まるで望遠レンズでのぞいたかのようである。
また、そこに構成されたモチーフは、互いに関係を持ち、美しくシンプルな輪郭でそのかたちを保っている。
作品
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オレンジ色の空
(シルクスクリーン) -
村と大きな赤い木
(シルクスクリーン)
略歴
1932年 | フランスのモンペリエにて生まれる |
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1950年代後半 | モンマルトルの中心に居を構え、当時絵を志す人々にとっては、格好の社交場であったテルトル広場で多くの画家たちと交流を深め、彼のうちに秘める情熱と才能をはぐくんでいく |
1960年 | フランスのオランジュで最初の個展を開催後、世界各地で個展を開き好評を博す |
1990年~ | 日本各地でも個展やサイン会を展開し、幅広いコレクター層をつくりだしている |