ARTISTアーティスト紹介

高橋新三郎

高橋新三郎

神々しいばかりに輝く高峰 ひたすら清冽に流れゆく水 あでやかに咲き誇る花々 凛とたたずむいにしえの建造物 そこには日本人の魂のふるさとがある 日本の原風景が息づいている
日本の匂い 日本のこころ


~日本画の正統派 高橋新三郎 自然美の煌めき~
高橋新三郎画伯は、芸術大学の最高峰、東京藝術大学に入学し、大学院時代に平山郁夫研究室に在籍し、平山郁夫画伯より直々に日本画の基本である古典美術や模写の手ほどきを受けました。
また在学中に最難関の日本美術院の院展に、初出品し初入選すると云う奇跡的な快挙をなしました。
恩師・平山郁夫の「芸術精神」を受け継ぎ、世界遺産、日本の原風景を、刻々と移り変わる景観の細部から1つ1つ丹念に拾い集め、精緻な筆致と色鮮やかな柔らかい色彩で、写真では表せない“自然の美しさを情緒豊かに”描き出しています。
日本画の正統派として、写実を芯に温もりある情緒豊かな“自然美の煌めき”を描き続けています。


【作家コメント】
日本の世界遺産や日本の原風景を求めて旅をしているうちに、いつの間にか300か所を越えました。
ことに刻々と変化する大自然の美しさには 深く感動をおぼえます。
また歴史的な建造物の存在感、それをとりまく風情には深く心を打つものがあります。
そんな感動をできるだけ忠実に、そして少しでも情緒的に表現したいと描いてきました。

いまこの美しい自然は危機にさらされ続けています。
異常気象の発生、大気汚染や土壌汚染などのほか、開発による自然破壊と、目をおおうものばかりです。
こうした中で、失われゆく景観を少しでも描き続けていくことで、地球環境の保護への思いを伝え、美しい風景を愛でる気持ちがよみがえれば…と願っています。

高橋新三郎

作品

  • 相倉合掌の里
(岩彩)

    相倉合掌の里
    (岩彩)

  • 芦ノ湖逆さ富士
(岩彩)

    芦ノ湖逆さ富士
    (岩彩)

  • 三千院
(岩彩)

    三千院
    (岩彩)

略歴

1955年 東京生まれ
1979年 第34回春の院展初出品初入選の快挙を果たす「はげわし」
1982年 第67回院展初入選「雲崗」
1983年 東京藝術大学大学院修了 平山郁夫研究室在籍 模写「法隆寺金堂壁画」台東区買上
1984年 東京セントラル美術館日本画 大賞入選「追想」
1985年 第40回春の院展入選「ラムセス2世」そごう美術館買上
1986年 院友推挙
1991年 「斑鳩の里」外務省買上
第76回院展出品「たちあおい」成川美術館買上
1997年 田中一村記念 第1回奄美日本画大賞展入選 橘寺往生院天井画
1998年 以降百貨店美術画廊個展開催(高島屋、東武、十字屋、西武、東急)
2015年 ジャパンエキスポ出品(フランス・パリ)
2019年 成川美術館 個展「高橋新三郎 富士を描く」開催
2022年 成川美術館 個展「写実の中にある詩情」開催
現在 日本美術院院友 朝日カルチャーセンター講師 日本山林美術協会会員

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