“Painting is the expression of a feeling that pushes me to paint what I want.
And it is nature, the most important asset we have.”

研ぎ澄まされた感性と確かな観察力、計算されたディテールと繊細な筆致は時に力強く、そして優れて詩的である。
遠くの山並みを背景に大自然に抱かれた農家、その前に広がる麦畑の黄色と群生するポピーの赤、穏やかな色彩と煌く光、これこそ彼が日ごろ愛して止まない世界だった。
倦むことない光への探求と相まって、魂が籠められた筆先からは画面すみずみまでに、その高い精神性が注ぎ込まれている。
彼はまさに伝統に裏打ちされた現代スペインリアリズムを代表する若手新進作家の一人である。

スペイン美術評論家協会　会員ホアキン　カストロ　サン　ルイス

■個展歴
スペイン国内はもとより、イギリス、北米、南米、ヨーロッパと、国際的に活躍。マスコミにも数多く取り上げられており、この度の来日に関しても、いち早く報じられた。